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クールな視線

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10月2日(火)

・岡本尚子写真展「喧しき静寂」、ルーニイ
カラーでタテ位置が多い。ペンキの塗られたトタンや古い建物を撮影。履歴を見てしまったかもしれないが、築地仁さんの気配が濃い。そのことを言ったら、いっしょにいた作者の友人が愛弟子ですからと。

・有元伸也写真展「ariphoto selection Vol.3」、TOTEM POLE
チベットのシリーズ。写真集に未収録のイメージも。覆い焼きの跡が目についたが、モダンプリントとのこと。

・樽矢敏広写真展「眠る斜面」、Place M
カラーで狭山丘陵を撮影。作者の地元らしい。しかし日常の写真というわけでもない。

・瀬戸正人写真展「Cesium 5」、M2 gallery
前回と同様、ロール紙のプリントが4点、壁から浮かせて展示されている。よくわからないもの。

・塚田信之写真展「静かな雑踏 Ⅳ」、蒼穹舎
同じシリーズの4回目だが、微妙に変わってきているような気がする。特に今回は行きかう人の密集にこだわっていないようだし、視線が特別な場所からではなく普通になっている。

・飯田鉄写真展「歩行」、シリウス
40年前から最近までのモノクロ作品。同じような街中でも4×5で撮られたもの以外がほとんど人が写っていない。高めのコントラストもあってクールな視線を感じる。
控室手前の壁に展示されていた、住宅街の路地を撮った左側の2点がお気に入り。同じようにスクエアフォーマットで真似をしてみたくなった。
by pprivateeye | 2012-10-07 23:03

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye