ゴダール
2012年 05月 02日
4月23日(月)
オーディトリウム渋谷でジャン=リュック・ゴダールの映画を観る。
ゴダールの名前は知っていたがその作品を観るのは初めてだ。
「万事快調」
「東風」
「たのしい知識」
4月24日(火)
前日につづいてゴダール。
「ありきたりの映画」
「ウィークエンド」
「ウラジミールとローザ」
映画に詳しい人ならわかるようにこれらの作品はヌーヴェルバーグ以降、ゴダールが政治に関心を強めていた時期のものだ。
1968年のパリ五月革命がその中心にある。
文化大革命への憧れみたいなものもあって、いま見るとおいおいと思ってしまう。
普通のストーリーがあるわけではないので集中して観るのは結構疲れる。何度かうとうとした。
「ウィークエンド」が道中物のようなお話としての展開があったので一番面白かったかな。でも内容は交通事故による死体がいっぱいでてきて異常ではある。
長回しのシーンが多く、またカメラをゆっくりと右から左へ、左から右へと移動させることも多い。これらはその写っているものによっては次第に緊張感が高まってくる。
ところで、初ゴダールがこれらの作品でよかったのだろうか。