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「Horizon」のこと

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3月6日(火)

みゆき座で「シャレード」を見る。午前十時の映画祭。
出演、オードリー・ヘップバーン、ゲリー・グラント、ジェームズ・コバーン。
サスペンス&コメディといった内容。パリが舞台だが、パリ的なもの、フランス的なものは希薄だ。見るべきところはオードリー・ヘップバーンの魅力だけか。

・石川直樹写真展「やがてわたしがいる場所にも草が生い茂る」、銀座ニコンサロン
ニコンの連続企画Remembramce 3.11のひとつ。
同じ場所の連続するガレキの写真を見ていると、抽象画のように思えてきた。
震災の被害状況だけでなく、スネカというナマハゲにも似た仮面儀礼の模様の写真を含めたのはいかにも石川直樹らしいし、そのことによって被災地の人たちに対して多少なりとも実感が出てきた。
そのキャプションに「警戒しつつも静かに受け入れる」「海からやってくるあらゆるものを、抵抗し拒絶するのではなく、また打ち克とうとするわけでもなく、静かに受け止めて、柔らかく吸収してきた」とあるのを呼んで、破壊も生も一時的なものだと思った。

・「ロトチェンコ 彗星のごとく、ロシア・アバンギャルドの寵児」、ギンザ・グラフィック・ギャラリー
1FとB1の2フロアでの展示だが、写真が一つの壁面だけだった。点数28点。全体の1/10くらいか。
ロトチェンコはデザイナーの人だった。
彼の母親とかマヤコフスキーなどの有名な作品が中心だが、食卓を真上から写したものが新鮮だった。

・細江英公写真展、第3期「おとこと女+抱擁+ルナ・ロッサ」、BLD Gallery
「おとこと女」の大きなプリントがよかった。ザラザラした粒子に存在感があった。大きなプリントなのでゴミとかネガのキズをスポッティングした痕がすぐわかるのだが、それが全然気にならない。これぞ写真だという気持ちになる。
「抱擁」は逆に小さなプリントで、緻密感たっぷりで、抽象度が高い。
「ルナ・ロッサ」はソラリゼーションの技法を使ったもので有名だが、あまり面白いとは思わなかった。

カロタイプに行き、「Horizon」のことで白岡さんに相談する。
9月の2BWSでルデコの3階が空いているのでそこで展示するのはどうかというもの。すでに使用希望の人がいるのだが、それは相談で何とかなるのではないかと思っていた。
白岡さんは展示して人に見せるのは賛成だが、ルデコではどうかなとのこと。グループ展などで使用するのはいいが個展の場合どれくらい普通の人が見に来るのか。普段からギャラリー巡りをしている人のコースからは外れているし、費用を考えてももったいない。それよりも調色をし直して、もう一度応募しましょう。レンタル・ギャラリーを考えるのはその後からでもいいでしょう、とのこと。
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by pprivateeye | 2012-03-16 22:13 | 映画 | Comments(0)