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「自然は無関心」

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都写美の「畠山直哉展 Natural Stores」のイベントの池澤夏樹との対談の整理券のために開館の10時の15分前に行ったのだがすでに何人かが並んでいる。
数えたら、11人いた! そのなかには写真仲間の顔もあった。
獲得した整理券は12番だった。
すでに内覧会で見ているのだが、もう一度ゆっくりと見る。
展示はタイトルが示しているように自然と人間とのかかわりのある作品をまとめたもので、たとえば「Underground」「Slow Glass」のように作家のコンセプトに基づいた作品は含まれていない。
そのように考えると、デビュー作(?)の「等高線」から「陸前高田」まで結構作品の幅は広いように思う。


対談は夜なので銀座へ行き、みゆき座で「戦場にかける橋」を観る。
午前十時の映画祭のラインナップを目にしたときに、ぜひこれは観たいと思った作品だ。
なんといってもアレック・ギネス演じるイギリス軍のニコルソン大佐がいい。
イギリス軍の将校というだけでそれなりの階級の出身ということが想像できるし、それにふさわしい態度だ。勇気、名誉、誇りというものを最も重んじている。
しかし、最後に発破の導火線を見つけ、それが意味することに気付いて大いに困惑する。
その戸惑いは、自分がこれまで最も大事にしてきたものが戦争という強固な現実によってなし崩しにされてしまう、ということだったと思う。


畠山直哉×池澤夏樹の対談は最前列真正面で聴く。
自然は無関心、これは池澤さんが成層圏の空の美しさについて話したときの言葉。
自然が美しいのか? 人間の眼がそうなっているのか?
3.11について、池澤さんは理解のしようのないことであり、センチメンタルになりそれを自分に許すようになった、とのこと。
畠山さんは、怒りっぽくなった、フェアじゃない、とも。
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by pprivateeye | 2011-10-25 23:23 | 映画 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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