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<午前十時の映画祭>

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みゆき座で「ベン・ハー」を観る。
監督がウィリアム・ワイラー、主演がチャールトン・ヘストン。制作は1959年。
迫力ある戦車競技の場面が有名で、以前にも観たことがある。解説などでもスペクタクル・ドラマとか書かれている。
しかし、今回観ての感想は宗教色の強いというものだ。
大雑把なストーリーは前半がベン・ハーの苦悩と復活、後半が復讐といえよう。
だが、ベン・ハー自身はその中心にいるだけで、真の主役はキリストではなかろうか。
実際、映画はキリストの誕生で始まり、その処刑でクライマックスとなる。
と思ってウィキペディアで調べたら、原作は1880年にアメリカで発表された小説で、原題は「Ben-Hur: A Tale of the Christ」となっている。
これを見て納得。
新大陸での建国100年を経たアメリカでのプロテスタントによる宗教的な小説だ。
ローマによるユダヤ支配は、イギリスによる植民地支配を連想させたのではなかろうか。
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by pprivateeye | 2011-08-30 23:37 | 映画 | Comments(0)