人気ブログランキング | 話題のタグを見る

連荘

連荘_f0067724_21122678.jpg



今日も上野公園。
東京国立博物館・平成館で「写楽展」を見る。
昨日と同じだが、なぜベルトコンベアーのように列を作って見るのだろう。
その作品を見たのだが列が進まないので次の作品の方を向いたままじっと立っている。こちらはその作品を見たいのに邪魔でしょうがない。
全部がこういう人だとは言わないが、半分はそれに近い。お勉強だからという感覚なのだろうか。
もうひとつ、作品解説などのテキストはじっくりと読むのに、作品を見るときはどんなものが描かれているのか確認したら終わりという人が結構多い。これもお勉強か。

4月に山種美術館で見た浮世絵もそうだったが、作者によって描かれ方が異なるのが面白い。
作品内容を見ても歌麿はスーパースターという感じだ。
ポピュラーな感じは豊国、春英というところか。
写楽の位置づけとしては一発屋的なところがある。なにせ10ヵ月間しか活動期間がないのだから。
描かれた役者では初代中山富三郎と三代目沢村宗十郎が印象に残っている。何度も出てきたので。


このあとUP FIELD GALLERYへ行き、「フウケイ」DIVISION 2を見る。
参加作家は坂本政十賜、田中マサシ、濱浦しゅう、横澤進一。
坂本さんの枯れた植物を撮ったスクエアの作品がよかった。今回の8人の中では一番好きだ。
濱浦さんのモノクロも好きなものが何点かあった。
by pprivateeye | 2011-06-08 21:36

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye