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「モノクロはフィルム現像がキモだよ。」

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久しぶりにフィルム現像をした。35mmを12本。
これでベタ取り待ちが24本になった。プリント待ちはもっといっぱいw

このところ半段程度アンダーで撮るようにしているので、露出オーバーのコマはなく、比較的全体に揃ったネガができてうれしい。
「焼きやすいネガ」ということを聞くが、実際に自分のネガをプリントしてみて、どういうことを意味しているのかよく分かっていない。
ましてや「焼きやすいネガ」をつくるということなんて・・・
でも、飯田さんと隣り合わせになったとき、「僕はプリントをするとき焼きやすいカットから始めます」と言っていたしなー。

いまギャラリー冬青でやっている師匠の作品は堀内カラーでのフィルム現像だそうだ。
師匠曰く、TRI-Xをエクストールで現像するときれいなネガができる、だけどプリントするとイマイチ。堀内はT-MAXの高温現像でネガを見る限りたいしたことないのだがプリントするといい。とのこと。

今回購入した師匠の作品は、師匠の日芸で同期の写真家の山下恒夫さんも一押しらしい。
購入を決めてから(←ここ、大事ね)、師匠が「これを見て山下が、一番いいのを一番最初に持ってきてどうするの、と言っていた」と話してくれた。
自分の選択眼がうれしくもあり、ホッともした。

ところで今日のタイトルは、師匠がフィルム現像を再開したときに山下さんが言った言葉。
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by pprivateeye | 2011-06-04 23:23 | Comments(4)
Commented by SATOK at 2011-06-05 22:38 x
「焼きやすいネガ」に反応して、投稿します。最近は、まったくフィルム現像もプリントもしてないのですが、過去にトライXのブローニーの感度を400と320を勘違いして撮影してしまい、それがきっかけで減感して現像したのですが、その時にできたネガは、ネガの濃度がとてもうすく、「これで情報がすべて網羅されているのだろうか?」と思うくらいのものだったのですが、プリントは、コントロールしやすかったです。それ以来、濃いネガは作らないように、特に、コントラストがつきにくいようなネガつくりを心掛けてました。とくに、ハイエストライトが描写できるようにネガを作ってました。僕にとっては、ネガ濃度が薄いのがまさしく「焼きやすいネガ」です。いや、でした。ちなみに、現像液は、HC-110でした。しかし、渡部さんにそのプリントをお見せしたところ、「全部でちゃってるね」といわれました。くろいものから、白いものまで、全部出ている、デジタルで云うところのHDRみたいと指摘されたのを思い出します。
Commented by pprivateeye at 2011-06-06 00:07
SATOK さん、コメント、ありがとうございます。
こういう経験談をお聞きするのが一番勉強になるような気がします。自分の経験は実際に照らし合わせてどうなのかというのがわかりにくものいですから。
ところで「全部でちゃってるね」、ニュアンスとしては良くもあり悪くもありというところでしょうか。
Commented by SATOK at 2011-06-06 15:28 x
どちらかというと、ペケのほうですね。人間の目は、順応して明るいところから、暗いところまで、見えますが、フィルムに残せるデータは、それより狭く、またプリントはフィルム以上に幅が狭くなることを考えると、全部出すより、暗いほう、あるいは、明るい方だけを表現として出すほうが、潔いし、プリントとして成立しているといいたかったのではないかと、勝手に思ってます。
Commented by pprivateeye at 2011-06-06 18:52
SATOK さん、そうなんですよね。人間の目って全部見えるけれど一度には見えない。でもデジタルだと一度に全部見えてしまう(写ってしまう)ので、どこか不自然になってしまう。ということをカロタイプの講評講座で実感したことがあります。
全部見えているのが俺の表現だ、というのもありでしょうが、それだけで共感を呼ぶのは難しいというところでしょうか。