人気ブログランキング | 話題のタグを見る

引っ越し

引っ越し_f0067724_040138.jpg



師匠の日記「新・写真日記」が引っ越すことになった。
これまで続けてきた「さるさる日記」が終了するためだ。
新しい日記はこちら

ワークショップ2Bに参加する直接のきっかけは師匠の『旅するカメラ』だった。
その文庫が出たばかりのときに、書店で名前を知っている写真家ということで手に取ったのが始まりだ。
名前を知っていたのは枻出版社から出ていたムック本「Hasseliblad & Rolleiflex」で師匠がSWCでNYを撮った作品が気に入っていたから。
その作品の最初のキャプションに、径の合わないフィルターを無理やりねじ込んだので四隅がケラレてしまったと書いてあるのを見て、正直な写真家だなと思ったのが第一印象だった。
しかし、同時に掲載されていた、師匠がSWCを構えている写真を見て、怖そうな人だなとも思った。

その写真家が文庫本を出し、最後にはサイトのアドレスも出ていた。
アクセスしてみると、ワークショップの募集をしていた。
内容は、撮ってはプリントの繰り返し(そのときの講義はたったの8回)で、ちょうどモノクロ・プリントをきちんと習いたいと思っていたときだったので惹かれるものがあった。
しかし、怖そうな人という印象があったので、一日だけ考えて、そして応募した。
するとメールで返事があったのだが、添付されているはずの地図がない。
改めてそのことをメールすると、申し訳なさそうな感じで地図がメールされてきた。
そのやりとりで、案外怖い人ではないかもしれないなと思った。

そしてワークショップの初日。
大江戸線新江古田駅から2Bに向かったのだが、途中で古い蒸気機関車を置いているビルが目に入った。
近くに寄ってみると、㈱プレス・アイゼンバーンと出ていた。
なんと、昔、SLに夢中になっていて何冊か写真集を買った出版社ではないか。
SLの写真を撮っていたことがあり、いままた写真のワークショップに通うときに巡り合うとは不思議な縁だと思った。
さて、2Bに着いてみると、ドアに変なカエルのイラストが掛けられていた。
そのイラストは「はなみずがえる」というキャラクターで、ワークショップの一期先輩にあたるIさん、通称さるぢえさんの作品だった。

こうしてWS2Bの写真仲間との近すぎず遠すぎず、気持ちのいい関係が始まった。
ちなみに今日の写真はWSの通うようになって江古田の象徴として撮るようになったアパートだ。
このブログに初めて載せたカット。
by pprivateeye | 2011-05-19 23:23 | Self Portrait

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye