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大黒様

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日比谷のみゆき座で「ローマの休日」を見る。映画館で見るのは初めてかな。
データとか資料が好きなので「午前十時の映画祭」のパンフレットを2冊(赤、青)買ってしまう。

日比谷通りをぶらぶらと大手町方面に歩く。
今日の写真は丸の内の東京銀行協会の建物のところにあったもの。
場所柄からして大黒様だと思うが、随分ブラックな大黒様だった。

昼過ぎだったのでスーツ姿の人たちを多く見かける。
彼らを見ていて筒井康隆の小説「トラブル」を思い出してしまった。
小説の内容はスラップスティック・コメディで、二つの宇宙人に意識を乗っ取られた、サラリーマンと自由業の人たちが日比谷公園で争うというもの。


◆「日独交流150周年記念展 ゲルハルト・リヒターと畠山直哉」、日本経済新聞社Space NIO
リヒターの作品が「カナリー・ランドスケープ」など8点、畠山直哉は渋谷川の連作9点。
これらはドイツ銀行東京オフィスが所蔵している作品。

リヒターは写真を使った作品のためか、エディションが50とか100とか大きくなっている。
彼の写真による作品は、たぶん写真の文脈で見ても面白くないのだろう。
よく言われるのは「虚構/現実」「抽象/具象」といった反対概念だが、これもわかったような気になるだけで、実際には全然理解できていない。
写真による作品は概念が強すぎるように思う。ペインティングのように作家の動作や息遣いといったものが感じられないからだ。しかし、それは彼を画家として見ているせいかもしれない。

畠山直哉の渋谷川連作が確かこの9点で全部だったはず。
今回は中央の水平な線がそれほど強く迫ってこなかった。見慣れたせいだろうか。
制作に3年かかっているが、場所的にも時間的にも似たものが作品になっている。それを考えると9点というのは少ないような気がする。畠山直哉にしても水平を完璧に出して作品とするのは困難だったのだろうかと思ってしまう。
写真の角がぶつけたように歪んでいたりして、少し親近感を覚える。もっともこれは作家ではなく保存の側の問題だろうが。
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by pprivateeye | 2011-03-08 23:40 | 映画 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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