「作者はすべてを見ているわけではない。」
2010年 05月 22日
◆林隆善写真展「spot light」、ギャラリーメスタージャ
20×24のポラロイドと、モノクロのヌード。
ポラロイドの作品は約10年前に撮影されたもの。SX-70の変わった色しか知らないのだが、現在のカラーネガと遜色ない。ポラロイドがなくなったのが惜しまれる。
◆「ながめる まなざす」Division-1、UP FIELD GALLERY
ギャラリートークに参加。作家4名×クボタタケオ(美術家)。
クボタさんの話の切れがよくて、楽しめた。自身、作家でありディレクターでもあるので、作家への質問が的を得ている。
最後の質疑応答でエディションについて質問があった。
クボタさんはエディション数も作家自身が決めるべきだとの意見。
これはマーケット(ギャラリー?)との関係もあり、そもそもエディションということ自体の考え方もあり、作家が自分の作品についてすべて決定するというのは無理があるような気もする。