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千代田区一番町。

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◆ハービー・山口写真展「希望の季節」、ルーニィ
ライカでなく645?。
田舎や下町を撮影。山の手の若い人たちを撮った作品よりもストレートでいい。


◆伊藤美幸写真展「ctomtom」、TOTEM POLE PHOTO GALLERY
モノクロ写真を短冊や小片に切り取って、それを組み合わせた作品。ややアートっぽい。力作だ。
短冊を編んだ箇所と、小片を張り合わせた箇所では受け取るイメージが異なる。
張り合わせたところはいつかバラバラになってしまうのではないかという、かすかな不安感のようなものも連想する。
DMに使われた一点だけは、組み合わせた作品を複写したもの。こちらはより写真っぽい。


◆コニカミノルタプラザ
ギャラリーA 杉野真理「うつせみ」
かなりヴィヴィッドな色合いの人物スナップ。Place Mでの二人展とはイメージが大きく異なる。
こちらのほうが力強いが、本人にとっては一段落したシリーズのようだ。

ギャラリーB 竹田武史「茶馬古道をゆく」
茶の木も自然のものは大木になる。昔は茶と馬を交換していたらしい。
ドキュメンタリー、ルポといった感じ。

ギャラリーC 高木こずえ「GROUND」「MID」木村伊兵衛写真賞受賞作品展
やはり写真集で見るのとは印象が全然異なる。断然、展示のほうがいい。
曼荼羅のような「GROUND」を大きなサイズで見ると、いろんなものが写り込んでいることがわかり、写真集とは違う作品のようだ。
その後、「MID」を見ると生命の不安、不条理、不安定といったものが感じられ、「GROUND」と連続しているようでもあり、両者を表裏一体と考えることができる。
ただ、志賀理江子のイメージを拭い去ることはできない。テーマも近い?


◆第4回 ノン・ライツRF友の会/新宿西口写真修練会展、千代田区いきいきプラザ一番町
写真仲間が参加。
自作の8×10で手持ち撮影いたものをプラチナ・パラジウム・プリントしたもの。
変わっていく東京といったものがテーマだが、不思議なイメージだ。
by pprivateeye | 2010-04-17 23:23

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye