
5月1日(火)
TOHOシネマズ・シャンテで「裏切りのサーカス」を観る。
ジョン・ル・カレのスパイ小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』が原作。この小説を読んだのはずいぶん昔だ。ただ、二重スパイを探し出す話というのは覚えている。
で、この映画、英国諜報部(=サーカス)が主役なのだが派手なアクションなし、銃の撃ち合いなし、色っぽいロマンスなし、スーツも含めて地味だけど、渋くてクールだ。いかにもイギリス的だと勝手に想像している。
・細江英公写真展 第6期「薔薇刑」、BLD Gallery
いま入力していて気が付いたのだが「薔薇刑=薔薇系」かw たしかに内容はそういうところがあるが、その当時は「系」という言葉使いはなかったと思う。
意外とコラージュっぽい作品が多いと思った。でもいいのはストレートに撮ったものだ。
撮影当時の記念写真も展示されていたが、細江さんは「鎌イタチ」と同じでツッパった顔をしている。アシスタントだった森山さんはナイーブな表情。それに若い(当たり前だ)。
・第31回土門拳賞受賞作品展 高梨豊写真展「IN'」、銀座ニコンサロン
「WIND SCAPE」がいい。列車の中から撮影。その景色に共感しながらも通り過ぎていくという印象だ。
「SILVER PASSIN'」はバスの中からの撮影だが街中のため景色が間近にあり窮屈な感じだ。バウハウスの展示のとき、高梨さんにこれは都営バスのシルバーパスと兼ねているのですかと尋ねたら、うれしそうにわざわざそのパスを取り出して説明してくれた。
「LAST SEEIN'」は徒歩のため視線が他の二つよりも上下に振れている。
高梨さんは強いコンセプトのもとに作品をつくってきたが、ここでは乗り物の中からという制約があるためにそのコンセプトがあまり目立たず自然な感じになっているのがいい。